ひとり言をぶつぶつぶつ


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火事場泥棒

 あの台風から3週間が過ぎ、もう一つの台風も去った晴天に、色川に向かった。家の前には相変わらず、沢山の土砂が残る。庭だったところは、今も水の通り道になってしまっている。裏口を開けて、中に入ってみる。
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 畳だけはあげて、捨てたようだが、あとはほとんど手つかずの状態。せめて台所の冷蔵庫の中の食物をごみ袋に入れて、散乱しているごみを集める。90年間に溜った物は、膨大。食器棚、箪笥、洋服箪笥、本棚、押し入れ、すべてに色々なものが詰まっている。寒くなっても着るものが無い伯父に、洋服箪笥からよそ行きのスーツを取り出すが、伯父は今の生活スペースには、置くところがないという。これからの1ヶ月間、那智勝浦町が手配した3食付きのホテルで避難生活となるのだ。
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a0193698_21235752.jpg 結局、ボランティアをどうやって頼むのか、何を頼むのかを相談するだけで一日が終わった。箪笥の和服でも欲しかったら持って行って、と言われたけれど、父はちょっと泥のついた、ほぼ新品の扇風機を、そして私はこの3点と小物を少し持って帰る。
泥まみれの脚立、スツールはすぐに洗って陰干し。それから紙やすりで汚れを落として、磨く。
2つの脚立はどちらも家を建てた時に、作られたものらしい。接合部を見ると、大きい脚立は几帳面で綺麗、小さい方は粗削りであじがある。小さい方は、何かの材を流用したのか、小さな穴がところどころに彫られていた。横棒が割れているので本当は組み直しなのだけれど、さしあたって今回はこれで。スツールは少し色を入れてみようかな。
 結局のところ、私はちょっと覗きにいって、火事場泥棒してきただけ。
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by haichigi | 2011-09-26 22:18 | 古物 | Comments(8)
Commented by chameko at 2011-09-27 10:45 x
bokuさん
伯父様 お父様のお気持ちを 考えると 申し上げる言葉が ございません。 火事場泥棒なんて おっしゃらないで。 またまたbokuさんが大切になさる スツールで あなたのお優しさが 通じますよ。
お寒くなりますので 伯父様 お体にお気をつけくださいね。
 
スツール 
Commented by haichigi at 2011-09-27 19:43
chamekoさん
父は大きな方の脚立を、熊野の自分の家に置くことにしたようです。結構しっかりしていて、天井の電球を取り替えるのに使えました。
Commented by komu at 2011-09-29 20:31 x
良い色の脚立ですね。
大きい方は、新品みたいに見えますね。
よく見ると、ほぞの抜け止めに竹釘が打ってあるようですね。

丁度、今日、差し金の使い方と言う本を買ってきて読んでいたら、
同じような踏み台が例で、出ていました。

差し金の使い方を覚えて、作ってみたいところです・・・。
Commented by yoko at 2011-10-02 01:12 x
海と川、違いはあれどその勢いはすさまじいのですね。水がひけばまたいつもの穏やかな風景。信じられないような自然の恐ろしさと優しさ、どちらも本当のこと…忘れてはいけませんね。
スツールの接合部がアクセントになっていて素敵な色合い。哀しい思い出の品ですが何十年後かの誰かにもこの物語を伝えることができる…古いものなのに未来が見えてきました。
Commented by burann at 2011-10-02 17:49 x
きっと伯父様はお家に帰りたいでしょうね。環境の違いで体調をくずされませんよう、平穏な頃の美しい色川に1日も早くもどれますよう祈ってます。私は軒先の竈に魅せられていました。
Commented by haichigi at 2011-10-03 09:32
komuさん
最初はどろだらけだったのです。でも華奢に見える割には造りはしっかりしていて、実用的でした。この竹釘らしきものは、けっこう飛び出していて、ひっかかりそうだから頭うぃ切ろうかと思ったのですが、一応そのままにしておきました。
Commented by haichigi at 2011-10-03 09:36
yokoさん
 昔は川には木の橋しかなくて、大雨で増水すると橋が流されるだけで済んだそうですが、現代はコンクリートの橋にガードレールが付いて、、、。結局その橋は残っても、そこにひっかかった流木が水を堰きとめ、流れを変えて、民家を飲み込んだ、そんな現場が沢山あるそうです。16号が来る前に、ガードレールを取り外した橋があったようですから。
Commented by haichigi at 2011-10-03 09:40
burannさん
 熊野に移ってくるまでは、ほとんど付き合いの無かった伯父さんですが、ここ数年、時々お会いする機会があっただけに、年齢を考えると心配です。本当に災害は高齢者に襲い掛かる、そんな気がします。
多分今回の災害で、この辺りはますます過疎が進むことになると思います。寂しい事ですが。