ひとり言をぶつぶつぶつ


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味の記憶 その1 お好み焼き

 昔のことを思い出すとき、いつも何か食べ物が登場する。ブログネタも無くなってきたので、新しいシリーズを始めてみよう。a0193698_835481.jpga0193698_8361234.jpg
a0193698_8363538.jpg 関西人ではないので、お好み焼きにはあまりこだわりはない。でも食い意地の張った私には、記憶に残るお好み焼きがいくつかある。
 まずは東京人形町の松浪。学生時代、仕事を始めた頃に通った。下町らしくしょっぱい肉そぼろの入ったお好み焼き。アンズ巻きやあんこ巻きなる食べ物は、江戸っ子の先輩に作り方を習った。
 徳島で食べたお好み焼き。甘く煮たお豆が入った優しい味。

 そんななかでも一番の思い出は、広島風お好み焼き。それは今から10年くらい前、東京の下町で働いていた頃の事。職場のスタッフは6人。私はナンバー2で、上司はとても優秀だけど、できの悪い部下にとっては、ちょっと鼻に付く人だった。大学では常に特待生で学費は1円も払ったことが無い、でも卒業旅行は大学まで行かせてくれた両親に感謝を込めて家族旅行をした、そんな話をされると、親のすねを思いっきりかじって、卒業時は友人と海外旅行をした私達はとても耳が痛かった。ある日、上司が「お好み焼きが大好きだ」と言って、広島出身の新人スタッフとお好み焼きについて激論を交わすことがあった。
 それから数日して、私達は職場でのお好み焼きpartyを開催した。上司が出張で不在の日に。新人君は、ホットプレートと食材すべてを持参して、一人に1枚づつお好み焼きを焼いてくれた。私達は順番に仕事を抜け出して、出来立てのお好み焼きを堪能、新人君のその日の仕事は5人分のお好み焼きつくりで終わった。
 広島のお好み焼きといったら、キャベツと麺がクレープみたいなものに挟まっている、そんな概念を覆す、隠し味の利いた極上のお好み焼きだった。そして翌日から、上司の前で、何気なく交代に広島風お好み焼きって美味しいね、というつぶやきをするのが楽しかった。私達は、決して上司が嫌いではなく、悪口を言うことも無かった。でもこのお好み焼きが一番記憶に残っているのは、この日があの職場で一番楽しい1日だったからだと思う。そして多分このpartyのことは、今も上司は知らないはずである。

 写真のお好み焼きは、大阪の小さな店のもの。残念ながら今その店は無いらしい。
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by haichigi | 2012-02-04 09:25 | 食物