ひとり言をぶつぶつぶつ
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火祭りのはしご その2 虫送り
那智大社をあとにして、向かったのは丸山千枚田。いままでも、春の丸山千枚田、秋の丸山千枚田と、友人が来るとつれて行く場所。今回は、日が暮れるとともに行われる、虫送りという風習を見学に行く。明るいうちから、沢山のカメラマンが場所取りをする人気の祭り。山に囲まれた千枚田。遥か山頂まで登って、上から全景を写真に収めるひともいるらしい。
あぜ道のところどころに火が灯される。風の吹かない地形なのか、煙が立ち上り、虫を退治してくれそう。
暗くなるまでの時間、人々はてんでにおしゃべりをして過ごす。中には岩に登る勇敢な若者も。棚田1枚のオーナーでもある元宝ジェンヌの熊野観光大使は歌声を披露する。屋台ではこの地域の特産の、キジや地鶏の料理が販売されている。
棚田が夕闇に包まれた頃、神社に集まっていた子供達は、提灯を片手に列を作り千枚田の練り歩きを始める。掛け声は「虫送りさまのお通りだ―」というとってもわかりやすいもの。
この風習は、稲の害虫による被害を防ぐために、昔はどこの田んぼでも行われていたらしい。数年前にこの風習を復活させて、今では年々見物客も増えているという。
幻想的で素朴で穏やかなとても熊野的な、のんびりした祭りだった。
あぜ道のところどころに火が灯される。風の吹かない地形なのか、煙が立ち上り、虫を退治してくれそう。
暗くなるまでの時間、人々はてんでにおしゃべりをして過ごす。中には岩に登る勇敢な若者も。棚田1枚のオーナーでもある元宝ジェンヌの熊野観光大使は歌声を披露する。屋台ではこの地域の特産の、キジや地鶏の料理が販売されている。
棚田が夕闇に包まれた頃、神社に集まっていた子供達は、提灯を片手に列を作り千枚田の練り歩きを始める。掛け声は「虫送りさまのお通りだ―」というとってもわかりやすいもの。
この風習は、稲の害虫による被害を防ぐために、昔はどこの田んぼでも行われていたらしい。数年前にこの風習を復活させて、今では年々見物客も増えているという。
幻想的で素朴で穏やかなとても熊野的な、のんびりした祭りだった。
by haichigi
| 2012-07-16 11:35
| 熊野自慢