ひとり言をぶつぶつぶつ
by haichigi
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週末は水遊び その1 筏
土曜日、熊野の朝は晴れていたけれど、駅前で北山村の村営バスを待つ間に、天気はどんどん下り坂。バスの乗客は私一人。平日は車のない老人が病院やスーパーに行くために使われるというそのバスは、昨年の台風でいまだ通行止めの箇所を避けて、和歌山県の飛び地を目指す。
2年前に乗った時は、カメラを持っていなかったので、今回は雨合羽のなかで、首からカメラをぶら下げて乗船。雨は降ったりやんだりだけど、空はどんより、ちょっと寒い。
船頭さんの仕事は、多岐に渡り、長い筏の上を歩きまわる。時にはガイド役も。北山村特産のじゃばらのジュースのサービスも仕事の一つ。
この筏下りは、なだらかな流れの中に、時々急流が現れるのが売り。急流になると、お客は立ちあがって、両脇の手すりをしっかり握って、船頭さんの言うとおりに体重を移動する。もちろん下半身はずぶぬれ覚悟。
ここには、カヌーで川を下る人や、ラフティングを楽しむ人もいる。しかし、今回は天気のせいかなんだか一人乗りのカヌーは寂しそう。
昨年の台風の爪あとはやはりここにも残る。川の遥か上にかかっていたはずのつり橋は、両岸の基礎を残し、あとかたもなく流され、ワイヤーの残骸に。(下の写真3枚)船頭さんの話では、8艘の筏が流され、熊野の浜や串本の大島で打ち上げられたそう。そう聞いてから周りを見ると、確かに2年前とは景色が違うように思えた。
あっという間に川を下った筏は、船頭さん達の手で分解され、ワイヤーで道路まで吊りあげてトラックに乗って上流へ戻る。
北山村で観光筏下りが始まったのは、35年前。今なら、絶対許可は出ないだろうと言われているこの筏下りは、村おこしを村長から頼まれた、昔の筏師のアイディアと努力で可能になったものだという。他にない、オリジナルを重要視した村おこしは、特産のじゃばらにも共通する。日本で唯一の飛び地である和歌山県北山村は、唯一の観光筏下りと、日本に1本しかない原木から生まれたじゃばらでがんばっている。ちなみにこの村の温泉は、テキサスの原油掘りに掘りあてて貰った、国内5か所の源泉のうちの一つらしい。
魅了あふれる北山村。大阪からなら車で2時間だそうで、どうぞお越しください。(実は今回はこの筏の特許をとったり、国や県と交渉して村おこしを成功させた方のご厚意で、予約いっぱいの8月土曜日に紛れ込ませていただいたもので、、。ちょっと宣伝も)
2年前に乗った時は、カメラを持っていなかったので、今回は雨合羽のなかで、首からカメラをぶら下げて乗船。雨は降ったりやんだりだけど、空はどんより、ちょっと寒い。
船頭さんの仕事は、多岐に渡り、長い筏の上を歩きまわる。時にはガイド役も。北山村特産のじゃばらのジュースのサービスも仕事の一つ。
この筏下りは、なだらかな流れの中に、時々急流が現れるのが売り。急流になると、お客は立ちあがって、両脇の手すりをしっかり握って、船頭さんの言うとおりに体重を移動する。もちろん下半身はずぶぬれ覚悟。
ここには、カヌーで川を下る人や、ラフティングを楽しむ人もいる。しかし、今回は天気のせいかなんだか一人乗りのカヌーは寂しそう。
昨年の台風の爪あとはやはりここにも残る。川の遥か上にかかっていたはずのつり橋は、両岸の基礎を残し、あとかたもなく流され、ワイヤーの残骸に。(下の写真3枚)船頭さんの話では、8艘の筏が流され、熊野の浜や串本の大島で打ち上げられたそう。そう聞いてから周りを見ると、確かに2年前とは景色が違うように思えた。
あっという間に川を下った筏は、船頭さん達の手で分解され、ワイヤーで道路まで吊りあげてトラックに乗って上流へ戻る。
北山村で観光筏下りが始まったのは、35年前。今なら、絶対許可は出ないだろうと言われているこの筏下りは、村おこしを村長から頼まれた、昔の筏師のアイディアと努力で可能になったものだという。他にない、オリジナルを重要視した村おこしは、特産のじゃばらにも共通する。日本で唯一の飛び地である和歌山県北山村は、唯一の観光筏下りと、日本に1本しかない原木から生まれたじゃばらでがんばっている。ちなみにこの村の温泉は、テキサスの原油掘りに掘りあてて貰った、国内5か所の源泉のうちの一つらしい。
魅了あふれる北山村。大阪からなら車で2時間だそうで、どうぞお越しください。(実は今回はこの筏の特許をとったり、国や県と交渉して村おこしを成功させた方のご厚意で、予約いっぱいの8月土曜日に紛れ込ませていただいたもので、、。ちょっと宣伝も)
by haichigi
| 2012-08-07 23:38
| 熊野自慢